2017年12月11日

心で思ったり、頭で考えたりしていることが、全て人の言葉や、行動に現れているとは限らない。

そりゃ誰だって、言えることと言えないことがある。態度で示せることもあれば、示すことができないことだってありますよ。

でもね、それ以上に、聞かれないから、言わないだけ。問われないから、示さないだけってこととのうほうが多いもの。

あの人は、私のことに関心がないんじゃないんか。彼は私のことをもう好きじゃないに違いない。そう決めつけるのはちょっと待て。

たまたまあの人の言葉や態度に、そんなニュアンスが見え隠れしただけで、あの人の思いや気持ちを勝手に忖度するな。

だいたいね、あんたはそんな簡単に人の心が読み取れるのか。そのくらいの情報で人のことがわかるのか。え? ひょっとしてすでにニュータイプとして覚醒しとんの?

そもそも、そんな簡単に人の心が読み解けるなら、世の中困ることなんかない。そんな些細な情報で、人の気持ちがわかるなら、コミュニケーションエラーなんて起きませんよ。

なのに、たまたまチラっと見えた程度の、ごくごく一部の情報を切り取って、そこだけであの人のことを判断しようとするから、誤解やストレスになるんでしょ。お互い痛くもない腹を探り合うことになるんです。

わかるワケなんかないのに、憶測してみたところで、むしろ誤解が深まるだけですよ。忖度しようとしてみても、あとでいろいろ面倒なことになるだけでしょ。

だったら、どう思ってるのか本人に聞けばいい。よほどのことでもなきゃ聞けば意外とフツーに答えてくれるもんです。

とはいえ、大人の世界にはあえて聞かないほうが幸せな場合もあるので、そのあたりは空気読む必要もありますが。

まあ、とにもかくにも憶測で他人の考えを決めつけないことが一番ってことですな(^。^)y-.。o○

小川健次ブログはこちらに移転してます。



小川健次小川健次 at 21:32│人間関係 │ このエントリーをはてなブックマークに追加