2016年02月26日

お互いの成長を助け合おうとするから、お互いが愛と信頼で結ばれる。その関係から生まれる価値をイメージすれば、望みの結果を引き寄せる。

■その人との関係が切れたときに何が残るか。


他人は自分の心の鏡。他人を見れば自分の心の状態がよくわかるもの。

小川健次Blog

同時に、その人達の関わりを通じて、自分がどれだけの成長ができているかを考えてみれば、その価値と意味というものもよくわかるでしょう。

その人から受けた物質的な恩恵に限ったことではなく、考え方や価値観などの心の内面や器の大きさ。もちろん実践的なスキル等も含めて、総合的に人としてどれだけ成長することができたか。

その人と関わって以来、いろいろ買ってもらえて超ラッキー。おかげで欲しいものは手に入れられたし、苦しい思いもしなくなった。生活も豊かで幸福。

いやまあ、それはそれでいいんですがね。じゃあ、その人との関わりを通じて、あなた自身はどう成長したのか。その人がいなくなったとしても、同じ状況環境を引き続き維持できるのか。

言ってみれば、その人と関わることで、欲しいものを手に入れる力が身についたのか。お金を稼げるようになったのか。それこそ、あなたの人生でお金以上に価値あると思える何かを手に出来たのか。

その人と関わってると、やる気が高まって毎日がとても楽しい。とっても充実した気分でいられるし、やりたいことをやれる勇気が湧いてくる。

それも別にいいんです。でもね、その人がいなくなったらどうするの。その人がいなくても、自分でヤル気を高められる力が身についたか、自分だけでも行動を起こせる勇気を養えているのかどうか。

その人がいなくなったら、それでダメになる。それはつまり依存していただけ。寄りかかっていただけ。ともに過ごした時間で得たものなんて実はあまりなかった。何も生み出していなかった。

そういう関係が別に悪いわけじゃありませんがね、そういう関係じゃない関係、つまりはその人との関わりで、自分自身が成長し、自分にとって価値あるものを生み出せる力を養える。そういう関係を築くことも考えてもいいでしょう。

<参考過去記事>
【図解あり】お互いが主体性を発揮する、緊張感ある関係だからこそ価値がある

そもそも自分がどうなるか。それを他人に依存しててもしょうがない。状況や環境に、それこそ周囲の人に関係なく、自分で自分をコントロールできるから、自分がホントに望む結果を手に入れられるというものでしょう。

今の人間関係や今の環境に迷うことがあるならば、ちょっと考えてみればいいんです。その人、その人達との関わりを通じて、自分が成長できているか。その人、その人達との関わりが切れたとき、自分は何ができるようなっているか。

新しい誰かとの関わりを持つときも同じこと。その人との関わりが、自分自身の内面にどんな影響を与えるか。そんな基準で考えてみればいいんです。


■その人の成長にどのくらい寄与しているか。


自分がどれだけ成長できるかを考えるのと同じくらい、その人があなたと出会ってからどのくらい成長しているかも考えてみる。

物質的に何を与えたかどうじゃない。その人があなたとの関わりを通じて、どれだけ成長したか。ともに過ごした時間にどれだけの価値を生み出すことができたのか。

一方が一方に依存するだけの関係ではなく、お互いが肯定的な刺激を与えあい、お互いがお互いの成長のための糧になりえていたかどうか。

自分は何も相手に与えることができない。でも自分のことはどうにかして。ってそりゃムシが良すぎるというもの。だいいちそんな人は面倒くさいから誰も相手にしないでしょ。

自分がその人の成長のために力を尽くす。その人の人生に価値を生むためにできることをやる。自分がそうするから、相手もそれに応えてくれる。冒頭にも言ったように他人は自分の心の鏡。

もちろん、人との付き合い方なんて人それぞれ。自分の好きなように付き合えばいいし、他人がとやかく言うことでもないことでしょう。

だとしても、ただ何となく生じた、関係性を惰性で維持しているだけの関係について、後になってそれを振り返ってみたときにどうかってことですよ。死ぬまでに与えられた人生という限られた時間の中で、どんな意味があるのかってこと。

なんとなくの馴れ合い、傷の舐め合いもたれ合い。その関係で生まれるものなんかたかが知れてるでしょ。その場の慰めにはなるかもしれないけれど、記憶にさえ残らない関係か、残っていたとしても時間の浪費の黒歴史。

疲れたり、傷ついたり、それこそ苦しいときなんかは、救いを求めてその場の情に流されてしまいがち。道に迷って困ってるときは、目先の損得に心を奪われがち。

そうして関わりを持ったはいいが、時が過ぎ冷静になると、その付き合いが価値を生まないことに気づくもの。若い頃はそれでもいいのでしょうが、これ読んでるあなたはどうせそんなに若くない。

ならば目先の損得、一時の情に流されることなく、本当に自分がどんな生き方をしようと思っているのか。そのためにどういう人と関わるべきか。それを考え、イメージしてみたところで損はない。

<参考過去記事>
理想の生き方のイメージが、理想のパートナーとの縁を引き寄せる。お互いの価値観を、共有できる人との出逢いを大切にしよう。

お互いが成長し合えるような、適度な緊張感を持って、互いに刺激し合い、成長し合い、可能性を拡げていけるような関係を望むなら、お互いのこれまで、そしてこれからの成長度合いを考えてみればいいんです。

まずは自分が誰かのために、どんな力になれるのか。どういう人であればお互いの成長を実感し合えるのか。そのイメージが鮮明になると、ホントにそういう人を引き寄せるってもんですわ(^。^)y-.。o○

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小川健次小川健次 at 00:05│引き寄せの法則 | 人間関係 このエントリーをはてなブックマークに追加