2015年09月02日

傷ついて痛い思いをしたとしても、必ず立ち直れるから大丈夫。その経験が幸福を引き寄せ、あなたを人から愛される人にする。

■傷と痛みは望みの結果を手に入れるプロセス


避けたいと思っても、予測不能な不慮の事故で痛い思いをすることはある。別に望んでそうなったワケじゃない。それでも生きてりゃそういうこともある。

小川健次Blog

肉体的に痛いのはそりゃもちろん嫌ですが、心で受けた傷の痛みというのも、これまた嫌なものですわ。だって誰にでも効く痛み止めや特効薬がないんだもん。

だからできれば痛い思いはしたくない。特に心に傷は負いたくない。

とはいえ、現実には傷つかないでいられることなんて、よほどの温室育ちで純粋培養でもされてなきゃ無理なこと。犬も歩けば棒に当たる。何かやってりゃ何かにぶつかる。そこで傷つくし痛い思いもするってもんでしょ。

万事うまくいくことだけならいい。でも仕事や人間関係、あらゆる場面で予測不能な事態は起こる。予測をしていても防げないことは起こる。そこで傷つき痛い思いをすることはある。

一方で、何もしなけりゃ確かに傷つくこともないでしょう。痛い思いをすることだってありませんよ。でもそれも考えてみれば時間の浪費。後になって、大きな後悔という痛みを覚えることもある。

結局のところ、何をやろうがどうせ誰だって傷つく経験からは逃れられない。痛みを知らずに生きることなんてできませんよ。それでも結局最後は立ち直るんです。傷は癒えるんです。その繰り返しで痛みへの耐性が上がるってもんですよ。

まるで傷ついた経験もなければ、痛みも知らなければ、免疫が無く耐性が低い分だけ、立ち直りに時間がかかる。さらに、小さなことでもいちいち傷つくから、ますます何もできなくなる悪循環。

これまでの自分の過去のことを振り返ってみればいいんです。傷つくことなんかいくらでもあったでしょうし、痛い思いもそれなりにしてきてるでしょう。それでも癒えて立ち直って今がある。

傷は負っても癒えるんです。その場の特効薬はないかもしれない。痛みもいずれ消えますよ。確かにその場での痛み止めもないかもしれない。でもいずれ傷は癒えるし痛みも消える。

それでも残る傷痕や消えない痛みもあるかもしれない。でもそれはもう、自分のパーソナリティの一部だから。それはそれで受け容れる。受け容れてそんな自分とうまく付き合えばいいだけのことですよ。

元から強い人なんていないんです。強そうに見える。行動力があって失敗を恐れないように見える。そういう人は元から強いのではなく、これまで数多くの傷を負い、痛みを乗り越え免疫と耐性を上げてきたんです。

負った傷の数と、痛みを感じた数ってのは、そのまま積み重ねてきた経験の数ともいえるもの。だからこそ、それなりの結果を出している人というのは、傷と痛みへの耐性と免疫が高いのでしょう。

それに傷つくことや痛みを感じることばかり考えてると、不安ばかりが膨らんで、結局何もできなくなってしまう。それより行動すれば、結果的に傷や痛みを軽減できることも多いもの。

<参考過去記事>
心配事のほとんどは動き出したら消えてなくなる。止まっていると不安がどんどん大きくなる。

言ってみれば、毎日の生活の中にある行動とそれに伴う失敗、そしてそこからの立ち直りのサイクルが、自分自身を強くするための、学びと修行のひとつと言えるのかもしれません。


■傷つくことは修行と学びの大事な要素


何より、自分自身が傷を負って痛みを感じ、立ち直った経験がある人ってのは、人の痛みを想像できる。だから人に優しくなれる、誰かに力を貸すことができる余裕を持てる。

上での話しにもつながりますが、器の大きさ、心の余裕を持てる人ってのは、やっぱりそれなりの結果を自分が残している人でしょう。そしてそういう人は往々にして自分が痛みを経験しているものですよ。だから人から信頼されるし愛される。

いやまあ、そうは言っても傷つかないでいられるならそれがいい。別に好き好んで痛い思いをする必要もないですよ。

それでも現実には傷を負うこともある。痛い思いをすることは避けられない。そりゃ生きてりゃいろいろある。これまでだっていろいろあった。いろいろ傷も負ったし痛い思いもしてきたでしょ。

でも今生きてるなら問題ない。傷や痛みが残っていても、今こうしてボーっと口開けながらスマフォかマウス片手に、このブログ読んでる余裕があるんだから大丈夫。それはもう癒えてるのと同じこと。

そして、今後も傷を負うこともあるでしょうし、痛みを感じることもある。でも大丈夫。どうせそれ癒えるから。どうせまた立ち直れるから。そして立ち直ったときには免疫も耐性も上がってる。つまりより一層強くなるから。

ならば迷わず進めばいいんです。傷つくことや痛い思いをすることを恐れる必要なんかないんです。どうせ立ち直れるし、むしろ傷ついて痛い思いをしたほうが、レベルが上がるんだから。

恐れるべきは、何もしないで免疫と耐性が弱まること。免疫と耐性がまれば小さなかすり傷ひとつで立ち直れなくなる。そしてそうなることを恐れて、ますます何もしなくなる。だからますます免疫と耐性が弱まる悪循環。

そうなる前に小さなことでもチャレンジしてえみればいいんです。これ失敗したら痛いかも。ここで断られたら傷つくかも。そう思うようなことだからこそあえてチャレンジするんです。

それでうまくいったら儲けもの。もし失敗して傷を負ったり痛い思いをしても、それはそれで儲けもの。そこから立ち直ればそれ以前よりレベルが上がる。そして何より経験値が積み上がる。

その過程でしんどくて泣きたくなることがあっても、それはそれで重要なプロセスの一つだし、それは心の安全装置がちゃんと機能している証拠だから問題ない。

<参考過去記事>
悲しみの感情は心の均衡を保つための安全装置。悲しいことやつらいことが、崩れそうな心のバランスを維持してくれる。

そしてそれはあくまで主体的な自分の判断、自分の決断で。どうせ何やったって傷つくことも、それで痛い思いをすることはある。それが主体的な自分の判断ならば、言い訳もできない分立ち直りもずっと早い。

好んで傷を負いたがる人はいないでしょうが、好んだことを手に入れるために、傷を負ってそこから立ち直るというプロセスも必要だったりするじゃないですか。つまりは自己成長というやつ。

そのときに感じる痛みと、そこから立ち直り、乗り越えて喜びを得る。その繰り返しが毎日の中に充実感をもたらし、僕たちを成長させるってことなのかもしれませんな(^。^)y-.。o○


【傷つき痛みに苦しんでも、心折れず困難を乗り切る方法】

■全国セミナー・講演会開催予定(小川担当分)
※2015年11月まで一部追加・更新しました。
http://blog.livedoor.jp/ssi_insight/archives/1673226.html

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小川健次小川健次 at 00:17│モティベーションUP | 引き寄せの法則 このエントリーをはてなブックマークに追加