2015年02月20日

自分がそうしてほしいと思うことを、まず自分が他人にそうしてあげると、すべてがうまくいく。

■他人の力になれることを考えると、自分の問題が解決する


自分のことというのは、往々にしてよくわからないことがある。それなりに自己分析してみても、どうも現実と噛み合わないこともある。

suzume

一方で他人のことはよくわかる。もちろん他人の内面まですべてじゃないにしても、客観的な視点でその人のことをよく見ることはできる。

だからコトによっては、自分が何を求めているかよりも、他人が何を求めているかのほうが、実はよくわかってしまったりするもんです。

あの人あーしたいんだろーなー。この人こーしたいんだろーなー。なんとなくでも他人のこと、他人の求めているものが、見えてるコトって少なくない。

だったら、それに力を貸してあげればいいんです。できることには限りがあるのでしょうが、できる範囲のことで力を貸してあげれはいい。

別に変な意味で博愛主義者になることを薦めているわけじゃない。そのほうが自分にとって得であるという実利に基づいて考えても、まず他人にそうしてあげることには価値がある。

まず他人の力になれることを考えることで、現実に自分ができること、できないことを冷静に考えられる。自分だったら、してもらって嬉しいことは何なのか。これまでと違った自分が見えてくる。

つまりは自己分析になる。

そして当たり前ですが、ホントにその人の力になってあげられれば、その人は喜ぶ。だからあなたの力になろうと思ってくれる。そしてやがてその関係が信頼できるマスターマインドとして、大切な関係に発展することがある。

<参考過去記事>
相手が喜ぶことをやれば人間関係はうまくいく。そのための想像力を使うだけで人に好かれる人になる。

まずはそれがどんなことであれ、ちょっと考えてみる。それが他人の役に立ち、結果的には自分のためにもなることだから。


■見返りを期待しないで全力投球


進む道に迷うことがあったなら、自分が求めていることが何かを見失うことがあったなら、他人のために何ができるかを考えてみる。

まあ、そんな堅苦しい話しじゃなくたっていいんです。大切なあの人をどうすれば喜ばせられるか。あの人に笑顔になってもらうために、自分には何ができるか。そんなことを考えると楽しいじゃないですか。ワクワクしてくるじゃないですか。

自分がしてほしいことをまず他人にそうしてあげること。

成功哲学の祖ナポレオン・ヒル博士の言う『黄金律』の実践とは、単に誰かの役にたつことを目的としているわけじゃなく、それが結果的に自分のためになることを意味しているんです。

他人のためにそうしようと考えること。その思考のプロセスの中にこそ、自分の問題解決のヒントが隠されていることがよくある。そしてそれを実践するからこそ、他者との信頼関係が強固になるってもんでしょう。

自分のことで手一杯。自分のことでさえままならない。そんなときほどあえて他人に力を貸すことに思考と視線を向けてみるんです。

<参考過去記事>
苦しくて困っているときほど、苦しくて困っている人を助けると、状況が好転する

そして大事なことは、それによる見返りを期待しないことです。

見返りを期待すれば、そこに計算が入る。計算するから力の注ぎ方も打算になる。こんくらいやっときゃ、こんくらい返ってきそうかな。そんな調子ってのは相手に伝わる。

そこは見返りを期待しないで、全力投入。いいじゃないですか。見返りなんか期待しないで。その人の笑顔が見たい。喜んでもらいたい。そう思えて嬉しくなれることが報酬ですよ。そこに集中すればいい。

すると、いつの間にか自分の問題も解決してるわ、相手との信頼関係も強固になるわ。良いことづくめ。

まずは今日一日、身近な誰か、大切な誰かの力になれることを考え、そして実際に力になれることをやってみてはどうでしょう(^。^)y-.。o○


7月までの予定の確定分を更新しました。来月は新潟・大阪でお会いしましょう!

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小川健次小川健次 at 00:02│モティベーションUP | 人間関係 このエントリーをはてなブックマークに追加